飛び出す映画?

飛び出す映画
午後から時間が出来たので、3D映画「AVATAR」を鑑賞してきた。

3D映画ということで、眼鏡かけて、映像が飛び出してくるのを、楽しむぐらいの映画だろうと高をくくっていた。ところが、2時間40分ほどの長い映画にもかかわらず、その長さを感じさせないおもしろさ。シンプルでわかりやすい定番的なストーリーだけど、圧倒的な映像と共に、丁寧に丁寧に物語が紡ぎ出されていく。3Dも飛び出すというより、奥行きがあるといった感じで、違和感を感じることはなかった。(字幕が立体的なのは微妙だったが…)

自然との共生、他文化との共生など、メッセージもいろいろ込められているようだった。

最初は青い奇怪な生物の物語かと思っていたのが、次第にそれがかっこよく美しく魅力的にすら見えてきて、地球人の方が醜く見えるほど。それほど、映画に入りこんでいた。

「観るのではない、そこにいるのだ」
まさに、そんな感じ。

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