氷瀑感動(清五郎の滝)
海山の山奥に冬には全面凍結してすばらしい氷瀑になる滝がある。清五郎の滝という。
魚跳渓から林道を走ること約30分。峠を過ぎてしばらく行ったところに滝への降り口があり、急斜面を約30分~40分激下りする。
そんな情報をもとに、日曜日にこの氷瀑を目指して行ってはみたものの、この滝へ降りるところがわからず、というより、まったく勘違いをして違う林道を走ってしまった。おかげで滝の上に行くつもりが、結局たどりついたのは滝の下部。しかも、それに気づかず、滝の上部にいると思いこんで滝への降り口を探してうろうろと約1時間。滝は上にあったのだから、どれだけ下る道を探してもないはず(泣)。結局時間切れで断念。悔しかったので、無理やり休みをとって、今日の再チャレンジとなった。
反省をいかし、しっかりと予習をし今日は間違えずに、正しい林道を走って水無峠という峠に向かう。ところが、途中で森林組合が伐採をしていて通れず、今日も滝は見れないのか~、と思うが(平日なので様々な作業があちらこちらでされていた)、なんとか通してもらい水無峠を越えて、滝へとむかう。
林道の広い所に駐車し、少し歩いて、降り口の標識を探す。
あった~。
しかし、ちょっと小さすぎないか(笑)。
そこから、張られたロープを伝い急斜面を降下すること約20分。清五郎の滝(第三の滝)と清五郎の滝(第二の滝)の分岐に出る。
まずは第三の滝を目指し、分岐から雪と氷の河原を上流に向かう。雪と氷と岩のミックスで歩きにくく、少し苦労しながら歩くこと10分。
川が狭くなりやや左に屈曲したところを抜けると、突然目の前が開けて、どーんと清五郎第三の滝が。
想像以上の立派な滝に、izumiちゃんが「すごい、すごい」と大騒ぎ。
第三の滝ということで「三」
滝壺も完全に氷結していて歩けます。
少し登ってみましたが、良い子は危険なのでやめましょう(笑)。
ここで、氷瀑をながめながら、昼食タイム。今日のメニューは豚汁とおにぎり。うまい、うまい。
続いて、下流に移動し清五郎第二の滝へ。分岐までもどり、さらに10分ほど下る。
第二の滝もまたすごい氷瀑。ブルーに輝いていて神秘的。これ以上は道がなく下れないため、滝の上の部分しか見ることができないが第二の滝はさらにこの下に続く全長120mにわたる大きな滝だそうだ。(日曜日に行ってしまったのはこの滝の下部。)
近づいてみると迫力満点。どんどんと滝のなかで、氷が緩む音が響いてくる。
さらに近づいて見ていたら、氷瀑の一部がみしみしと音をたてて崩れてきた。大慌てで逃げたが、落ちてきて跳ねた氷がizumiちゃんのおしりにドン。けがなくてよかったけど、びっくりした~。やはり、よい子は氷瀑に近づきすぎてはいけません。
第二の滝ということで「二」ってしてます↓。ピースではありません。